芹菜=中国セロリ、豆卜=油揚げ、套餐=セット
日本で流行りのつけ麺に使うような太いちぢれ麺ですが、麺自体は白くて味があまりない、モチモチしたうどんのような感じ。スープは香港の麺屋さんによくあるタイプ、白くてぼんやりした薄味です。
普通の麺屋ならテーブルの辣油などを投入して好みの味にするんですが、こちらはこのお店独自の味噌的な見た目のものが。。。これ、辛いんですが、ほんのりカレー風味というか、中国東北地方の羊を焼く料理につかうような香辛料の風味がして美味しいです。これを入れれば、結構美味しく食べられました。
セットの副菜で選んだサツマイモの天ぷらが思いのほか美味しかったです。衣がサクサク。
オーダーシートなので、しゃべれなくても無問題?
壁には雑誌の切り抜きが。どうやら、このガウガウ麺は、店主がエッグタルトのパイ生地の製法をヒントに編み出したそうで、麺の生地を何層にも重ねてから独特の食感を出して。。。えっ!?そんな食感あったっけ?残念ながら私の大雑把な味覚では感じ取れませんでした。
店頭にも、雑誌の切り抜きがたくさん貼ってあります。
この辺りは佐敦(ジョーダン)の外れでアクセスが少々不便ですが結構美味しいお店が集まっているエリアです。串焼き、火鍋、辣蟹、海鮮、ローカル色の強いものが食べたい方は一度行ってみると面白いかもしれません。ジョニー・トー監督の映画「大事件(ブレイキング・ニュース)」のロケ地になったマンション群と言えば、わかる人にはわかるかな?