「狗」は犬という意味です。狗仔粉は1960年代くらいに街角の屋台やリヤカーで売っていたスナックで、麺の形が犬のしっぽのようなのでこの名前がついたそうです。近年は、これが食べられるお店は数えるほどしかありません。
うどんくらいの太さで3〜5センチくらいの長さの麺は、お米から作ったもの。魚介系の出汁で煮込まれていて、スープはまるでお粥のようなトロトロ感です。豚肉の脂身をカリカリにあげたものをトッピングして食べるのがスタンダード。まるで大阪のカスうどんのようですね。
車仔麺がメインのお店なんですが、まるでバーのようにオシャレです。
照明や家具、壁にいたるまで、かなり凝ってます。
ですが、メニューは伝統的な車仔麺。トッピングの種類も豊富です。
実はお店のオーナーは、香港で非常に人気のある女性タレントの小儀さん。バラエティ番組の司会など数々のテレビ番組で活躍しています。つい先日オープンしたばかりのこの大角咀のお店のほかに、佐敦(ジョーダン)にも一店舗あります。
お店の場所はこの下のグレーの囲み部分「地図はこちら」からどうぞ。