香港の映画館では、売店で燒賣（シュウマイ）が買えます。ただし、午前中の上映回だけらしいです。街のスナックスタンドで串刺しで売っているようなタイプの、ジャンクな逸品ですが。
また映画の話題ですいません。
「那夜凌晨，我坐上了旺角開往大埔的紅van（The Midnight After）」を
見てきました。タイトル長っ！
物語は、こんな感じ。
深夜、旺角からタイポー行きの赤いミニバス（紅VAN）に乗り合わせたメンバー。獅子山トンネルを抜けると、なぜか自分たちが乗っているミニバス以外、車も人も全く見当たらない。いつもは喧騒に包まれている香港が、静寂につつまれた人っ子一人いない異様な街に。そのうち、最初にミニバスを降りた乗客から次々と謎の感染症状が現れて・・・。
フルーツ・チャン監督といえば「メイド・イン・ホンコン」「ドリアン・ドリアン」「ハリウッド・ホンコン」など、私の中ではオシャレ映画監督。当時日本でもウォン・カーウァイ監督の「恋する惑星」のヒットで、ちょっとしたアート系単館作品の香港映画ブームがありました。
そのフルーツ・チャン監督がエンタメ映画なんて。。。と最初は疑心暗鬼でしたが、
さすがはチャン監督、映像や音楽はとにかくカッコいいし、クスっと笑える要素も満載。こんなエンターテイメント映画もしっかり撮れるんですね。
でも、でも、正直、後半の展開は意味がわからなかったです。。。
フルーツ・チャン監督がサム・リーの才能を見出してデビューさせた「メイド・イン・ホンコン」から、もう17年か。。。私も歳をとったなあ。
しかしラム・シュー、サイモン・ヤム、サム・リーは本当にいい役者ですね。Shineの二人も久しぶりに見た気がします。
ローカル飯の話題が最初の焼売ネタだけですいませんm(__)m
