2015年8月13日木曜日

街市のフードコートで昔ながらの本格フレンチトースト?!西多士 $22 @上環街市熟食中心, 瑞記咖啡

(フレンチトースト)
香港でフレンチトーストといえば「厚揚げかっ?!」と思うような脂ぎっとりなイメージですよね。しかし、このお店のものは違います。日本人がお家で作るイメージのフレンチトーストに近いのではないでしょうか。

シロップと練乳がかかっています。 

多くの茶餐廳では、西多士の中にはピーナッツバター等なんらかのソースが挟んであるのですが、このお店のものはシンプル!練乳とシロップだけでいただきます。
一般的な香港の茶餐廳で主流のタイプは、2枚の食パンの間にピーナッツバターを挟んだ上でたっぷりの油で揚げるスタイル。

これが一般的な茶餐廳スタイル。厚揚げかっ?!
2015年6月26日の頻果日報より

対して、こちらのお店の調理法はこちら。
皆さんがイメージするフレンチトーストでしょ?
2015年6月26日の頻果日報より

様々なタイプの香港式フレンチトーストが紹介されているこちらの記事によると、フレンチトーストが1950年代にフランスから伝わった当時は、高級ホテルなどで本場のスタイルのものが出されていたそうですが、やはり高価だったそう。それを真似して庶民向けに提供し始めた当時のスタイルを、まだこちらのお店ではそのまま続けています。当時からピーナッツバターなどは挟まず、さらに油でも揚げず、フライパンを使ってバターでソテーしたそうです。昔ながらのフレンチトーストなので、ローカライズの度合いが浅い。だから、日本人のイメージするフレンチトーストに近いんでしょうね。

香港独自の厚揚げのようなスタイルは、どんどん現地化して進化した結果なんですね。

オーナーのおじいちゃんも有名人で人気者。
2015年6月26日の頻果日報より

お店の代名詞「瓶入りアイスミルクティー」と一緒にぜひ。
お店の様子についてもこちらでご紹介しています。

お店の場所はこの下のグレーの囲み部分「地図はこちら」からどうぞ。
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香港行きたい!と思ってしまったら、とりあえずホテルの値段を調べてみましょう



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